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【考える人】村上春樹ロングインタビュー/2010年夏号
¥1,200
良質な暮らしと思考をめぐる季刊誌「考える人」。今号は村上春樹の88ページ、3日間におよぶ「超」ロングインタビュー。ボリューム感。がっつり読めますよ。
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【画集】『FUSION』-selection of fusion art 50 + international artists-
¥1,500
国際的に活躍するグラフィックアーティストによるデザインとアートのクロスジャンルをフィーチャーした作品集。50名を超える国際アーティストの融合アート作品をセレクトし、ヴィジュアル豊かなプレゼンテーションと作家・作品紹介が中心となっています。
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【単行本】ジェニー・ホルツァー『ことばの森で』
¥8,500
アメリカを代表するコンセプチュアル・アーティストである彼女の作品世界を紹介した、ホルツァー入門編ともいえる一冊。テキストをLEDディスプレイ、石碑、ベンチ、ポスターなど様々なメディアに展開し、公共の場所に設置する。「言葉」という日常的な素材を用いて、公共空間や社会に介入し、人々の思考・感情・政治意識を揺さぶる芸術実践を記録・紹介した作品集です。超おすすめ。
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【単行本】岡潔『情緒と創造』
¥2,400
岡潔『情緒と創造』、単行本です。帯付・新品同様。日本の数学者であり哲学者でもあった岡潔が、学問・芸術・人間の本質に迫る深い洞察を綴った随筆集。「人間の本質は「知」ではなく「情」にある。」、「日本人は古来より「情緒」を重んじて生きてきた民族であり、そこに独自の文化と創造性がある。」、「創造とは既存の知識を組み合わせるのではなく、直感や閃きによって「新たなものを生む行為。」、など、響くところ多数。帯付・状態良好。
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【単行本】伝説と稗史(1977)・伝説民話文学研究会編
¥1,500
公的な歴史書には記録されない民間伝承や個人的な記録がいかにして歴史の一部となり、人々の記憶や文化に影響を与えてきたかを深く掘り下げた一冊。この上方編、とくに北河内・中河内・南河内の説話が多く掲載されており、当店からほど近いエリアのエピソードもたくさん収録されています。
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【DVD+BOOKLET】村上春樹「100%の女の子/パン屋襲撃」
¥3,500
村上春樹の有名な短編「100%の女の子」と「パン屋襲撃」の2作を山川直人が映像化したもの。俳優で「ガキ帝国」の主演、趙方豪が出ててイイ感じです。早逝が悔やまれます。
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【単行本】春情妓談水揚帳全釈
¥2,500
春情妓談水揚帳は、江戸時代の読本作家・為永春水によって著された作品です。彼の代表作の一つであり、当時の江戸の吉原遊廓を舞台に、そこで働く女性たち(遊女)の人間模様や恋愛、悲哀を描いたもので、この全釈は、それを現代語訳にて丁寧に解説し、単なる物語ではなく、遊廓の専門用語や隠語、行為のしきたりについて、まるで学術書のように注釈や解説を加えていくという独特の形式となっています。
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【大型本】クリスチャン・ボルタンスキー/Lifetime
¥2,500
【大型本】クリスチャン・ボルタンスキー/Lifetime 2019年に日本で開催された大規模な回顧展「クリスチャン・ボルタンスキー ―Lifetime」展の公式図録ですが、図録というにはあまりに豪華な内容です。初期作品から晩年の作品まで、約50年にわたる活動が収録、彼の「記憶」、「死」、「忘却」、「不在」、「存在の痕跡」という主要なテーマが扱われおり、作品写真はもちろん、インタビューや、写真家・杉本博司との対談尾掲載されています。
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【雑誌】少年ジャンプ(1980)
¥800
SOLD OUT
令和の世ではおよそアスリートとは思えない、雄々しいドカベン(香川伸行選手)が表紙の少年ジャンプ。鳥山明「Dr.スランプ アラレちゃん」、江口寿史「GO AHEAD」、車田正美「リングにかけろ」。ゆでたまご「キン肉マン」、平松伸二「リッキー台風」などのちのジャンプの黄金期を予見させる豪華ラインナップ。江口寿史作品の初々しさスゴ。膝の関節をどうこうして云々、などと荒療治すぎる「背をのばす法」など少年誌あるあるの広告も必見です。
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【単行本】つげ義春/無能の人(1988)
¥1,500
つげ義春の名作「無能の人」単行本です。つげ作品の時は重々申し上げておりますが、文庫サイズではなく、単行本の大きさで読んでほしいのです。そこはよろしゅうたのんます。竹中直人監督主演の映画「無能の人」は、この単行本からエピソードを再編集されたものです。映画もいいですね。でも底本はもっといいですよ。巻末のインタビュー「乞食論」も必読です。
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【単行本】菊水丸の発禁見聞録/河内家菊水丸(1992)
¥800
若き日の河内家菊水丸師匠による、独自の語り口でタブーとされがちな事柄や、メディアではあまり語られない裏話などを展開。テレビ番組での放送禁止用語をめぐる騒動、メディアからの自主規制の要請、あるいは世間の風潮に対する疑問など、表現の自由や大衆芸能と社会との関係について、本当にこの人は「モノを言いたい」人なのだなぁと再認識できる一冊です。当時のリアルタイム性を重んじすぎたためか、とにかく出てくる名前が懐かしいというか古すぎる。後半の河内音頭を広めに世界を回る章は読み応えあり。
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【雑誌】ペリカンクラブ No.28(1984)
¥1,500
ヒューマン・リブ・マガジンとして発行されていた、雑誌「PELICAN CLUB」1984年9月号です。特筆すべきは、突き出し広告に丸尾末広「少女椿」の描き下ろし広告が掲載されいること。これは熱い!(店主だけかもしれませんが)。蛭子能収が気鋭漫画家として注目されていたサブカル界、インタビューは「鈴木さえ子」。元・シネマ(松尾清憲の)であり、坂本龍一のB2-UNITSや立花ハジメのHにも参加。「い・け・な・いルージュマジック」のバックバンドで彼女の姿を見ることができる女性ドラマー。芸術家探訪では沼田元気がピックアップされています。中島らもの連載や、表3にはEP-4の広告があったり、ザ・1984なカルチャーが詰まった一冊です。
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【漫画】丸尾末広/新ナショナルキッド『国立少年』(1989/青林堂)
¥2,000
海外でも非常に評価の高い、ジャパニーズ・エロ・グロ・シュールコミックの最高峰、丸尾末広の短編集、「ナショナルキッド/国立少年」です。シニカルなセンスと画力の高さから、いわゆるエログロ漫画とは一線を画す、丸尾ワールド。不謹慎、非教育、不敬を戯れに終わらせない構成力。店主は丸尾ファンなので、ASANOYA BOOKSには丸尾作品多く並んでいます。ぜひ一度お越しください。
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【漫画】松本大洋/GOGOモンスター(2000)
¥2,000
松本大洋、丸2年をかけた描き下ろし。子供の景色と大人の景色。そして子供が成長にしたがって衰えてしまう「子供力」とでもいうべき、異界との交流能力。大人になると忘れてしまう、子供世界を思い起こさせてくれる素晴らしい作品です。2001年には、日本漫画家協会賞と文化庁メディア芸術祭マンガ部門の審査委員会推薦作品に選ばれた、松本大洋渾身の「子供世界」大作。ダンボール少年IQ、超可愛い。
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【書籍】ピーターフック・著「ハシエンダ」帯付
¥3,500
ピーターフック(JOY DIVISION、NEWORDER)がファクトリー・レコードのトニーウィルソンと共同設立した、マンチェスターの伝説的クラブ「ハシエンダ」の栄枯盛衰を、当事者の視点から描いた、ブ厚めの一冊。ハシエンダが、音楽、ファッション、アートなど、当時のマンチェスターのユースカルチャーに与えた絶大な影響が語られ、特にアシッドハウスのムーブメントの中心となって労働者階級から上流階級まで、あらゆる人々が混ざり合う自由な空間として華やかに機能していたことが伺い知れます。そしてエクスタシーなどのドラッグの使用が蔓延、ギャングによる薬物売買が横行し、警察の取り締まりの強化、薬物による死亡事故、そして絶えない暴力事件により、ハシエンダの運営は追い詰められていきます。1980年代後半から90年代初頭において、英国第二の都市マンチェスターにおける音楽、ドラッグ、暴力、そして文化の興亡を、まさに「当事者」の視点で描いた一冊。
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オリヴァー・サックス「音楽嗜好症-ミュージコフィリア-」
¥1,200
副題に「脳神経科医と音楽に憑かれた人々」と冠された本書は、音楽と人間の脳、そして精神との間に存在する、驚くべき、奇妙な相関関係を探求した医学エッセイ。音楽の普遍性や、それが人間にとってなぜ重要なのかという哲学的・生物学的な問いにも触れており、音楽が単なる娯楽ではなく、人間の本質的な一部であり、ときに治癒的な力を持つ一方で、予期せぬ症状を引き起こすこともある、ということも述べられています。 下記の興味深いケーススタディーが掲載されています。 ●雷に打たれた後、突如として音楽への強い衝動に駆られ、ピアニストになった医師 ●特定のナポリ民謡を聴くと発作を起こしてしまう女性 ●フランク・シナトラの歌声が頭から離れなくなり、苦悩する男性 ●数秒しか記憶が持続しないにもかかわらず、バッハの難曲を演奏できる音楽家 ●ウィリアムズ症候群(極めて音楽的な才能を持つことが多い遺伝子疾患)の子どもたち ●耳鳴りや難聴に伴う音楽幻聴に悩まされる人々 ●パーキンソン病患者が音楽によって動きを取り戻すケース ●失語症の患者が音楽を通して言葉を取り戻すケース ●アルツハイマー病や記憶喪失の患者が、音楽によって過去の記憶や自己とのつながりを取り戻すケース 発行年:2010年初版 サイズ:136mm × 192mm × 30mm
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【書籍】河内名所図会:限定出版950部(1975)
¥9,000
江戸時代後期に刊行された河内国(現在の大阪府東南部)の地誌であり図版書である「河内名所図会」全六巻を一冊にまとめたもの。江戸後期の河内国の地理、歴史、文化を知る上で貴重な資料であり、江戸時代の庶民の生活や信仰、地域の特色を窺い知ることができます。絵図が豊富であるため、ビジュアルでも地域の様子を把握しやすいのが特徴といえます。店主の氏神でもある、羽曳野市・誉田八幡宮や、応神天皇陵もガッツリ図解されています。うれしい。 発行年:2010年初版・函有・帯付 サイズ:165mm × 224mm × 30mm
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【大型本】Jenny Holzer「Retro」
¥9,000
SOLD OUT
2010年にNYのスカーステッド・ギャラリーで開催されたジェニー・ホルツァーの展覧会カタログ。ホルツァーはLEDメッセージボードで有名であるが、本書では花崗岩や大理石のベンチ、エナメル看板、さらには石棺など、彼女が多岐にわたるメディアを作品に用いてきたことを強調している。 ホルツァーの作品は、フェミニズム、性差別、暴力、抑圧、セクシュアリティ、権力、戦争、死といった重いテーマを扱うことが多く、沈黙の中にあった思考を明らかにし、人々を啓発することを目指す。 発行年:2010年 サイズ:223mm × 286mm × 12mm
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【大型本】バーバラ・クルーガー『Love for Sale: The Words and Pictures of Barbara Kruger』
¥2,500
SOLD OUT
シュプリーム(supreme)元ネタ。彼女の作品は、広告のデザインを取り入れた、テキストとイメージを組み合わせた直接的で対立的なスタイル。「I(私)」「You(あなた)」「We(私たち)」といった代名詞と大胆なステートメントを使用し、消費主義やフェミニズム、社会における行動について考察を観るものに促してくる。作品には、雑誌や新聞から引用された白黒の写真に、フューチュラ・ボールド・オブリークやヘルベチカ・ウルトラ・コンデンスド体などの太字の文字でスローガンが重ねられています。彼女の作品は、ギャラリーだけでなく、看板、ポストカード、Tシャツなど、さまざまな媒体や場所で表現されている。表紙の右下のみ日焼けあり、あとは状態良好です。 出版年: 1990年 内容:96ページ サイズ:W270mm × H320mm
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【書籍】サイン入!Trevor Brown 『forbidden fruit』トレヴァー・ブラウン
¥3,500
サイン本。傷だらけの包帯少女たちが憩う禁断の園。ロリータ・ファンタジーの世界的第一人者トレヴァー・ブラウンがその最も繊細で苛烈なジュブナイル・アーティストとしての資質を開花させた幻の処女作品集待望の復刊。後年に比べると初期の荒削りな印象はあるものの、すでにスタイルはガッツリ確立されていると思います。状態並。
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【大型本】つげ義春作品集(1969)
¥3,500
SOLD OUT
恥も外聞もなく言ってしまえば、店主が好きな漫画家はつげ義春である。「無能の人」、「ねじ式」、「李さん一家」、「紅い花」、「ゲンセンカン主人」などが有名であるが、それ以外にも素敵な作品は山ほどあって、とくにお伝えしたいのは、つげ義春はぜひ大型本で読んでいただきたい。他の漫画にもいえることかもしれないけれど、あの縮小コピーのような文庫サイズの再発では、作者の画力が伝わらない。楽しさが半減する。この『つげ義春作品集』は1969年に青林堂から出版されたオリジナル版で、作品のセレクトもとてもいい。イチオシは『海辺の叙景』、このサイズでぜひお読みいただきたいです。出品にあたり調べていると、この改訂版として、電子書籍で読めるのもあったりするのだが・・・つげ義春を電子版で読む、ってどういうこと?って思いました。さびれた山の奥座敷の温泉を訪ねるのにgoogleマップに頼るような、わびさびの概念をチャットGPTに要約してもらうような。よいこはそんなことしちゃ駄目ですよ。 出版社:青林堂 サイズ:幅190mm × 縦270mm 箱入
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【写真集】梁丞佑 (SeungWoo Yang)ヤン・スン・ウー / The Best Days
¥5,800
韓国全羅北道井邑市出身。高校時代から20代までは不良として荒れた生活を送るが、自分の人生について考え直した結果「とりあえず外国に行ってみよう」と考えて1996年に30歳で来日。カメラはそれまで触ったことすらなく、学生ビザ取得のために写真専門学校に入学するが、専門学校で授業を受けるうちに写真家を志すことに。 2000年に日本写真芸術専門学校を卒業。2004年東京工芸大学芸術学部写真学科卒業。2006年東京工芸大学大学院芸術学研究科メディアアート専攻修了。 大学時代から新宿・歌舞伎町に集う人々を題材として撮影を続ける。2017年、写真集『新宿迷子』で第36回土門拳賞を受賞。 状態良好。目立つキズ・破れなし。
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【書籍】デヴィッド・バーン『音楽のはたらき』(2023)
¥3,000
SOLD OUT
トーキングヘッズのフロントマンであり、ワールドミュージックのレーベル「ルアカ・バップ」を設立し、自ら南米やカリブ諸地域を旅してさまざまな音楽・ミュージシャンとの交流や欧米シーンへの紹介・発掘を進めるなど、いまなお精力的な活動を続けるデイヴィッド・バーン。 『音楽のはたらき』とのタイトルであるが、それは音楽が聴衆にどうはたらきかけるか、というよりはむしろ、音楽ビジネスが社会の中でどう作用しているか、という方向性であり、下記目次のほんの一部を見てもらっても分かるとおり、かなり実践的な音楽ビジネスとそれに関するデヴィッド・バーン本人のアティチュードがふんだんに盛り込まれている渾身の一冊。 新品同様、帯付。 内容(抜粋) ●逆からの創造: 音楽が生まれる場である「空間」が、いかに音楽の形や表現に影響を与えるかを論じています。例えば、ライブ会場の音響や構造が、そこで演奏される音楽の性質を決定づけるという視点です。 ●テクノロジーと音楽: アナログからデジタルに至るまで、テクノロジーの進化が音楽制作や受容のあり方をどのように変えてきたかを詳細に分析しています。レコーディングスタジオでの作業や、音楽がデジタルフォーマットで流通することの影響についても触れられています。 ●パフォーマンスと音楽: デヴィッド・バーン自身のパフォーマンス経験を通して、音楽がどのように人々に届けられ、体験されるのかを考察しています。彼の象徴的な「ビッグスーツ」の誕生秘話なども語られます。 ●ビジネスとファイナンス: 音楽業界のビジネスモデルや経済的な側面にも言及し、音楽家が活動を継続していく上での課題や可能性について議論しています。 ●キュレーションの力: 無限に存在する音楽の中から、いかにして音楽を選び、聴衆に提示するか、というキュレーションの重要性についても語られています。 ●コラボレーション: 他のアーティストとの共同作業がいかに音楽に新たな側面をもたらすか、そのプロセスと意義について掘り下げています。
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【カセットブック】SNAKE MAN SHOW カセット・ブック FALLOUT SHELTER カセット 箱付き
¥2,000
SNAKE MAN SHOW/カセット・ブック「FALLOUT SHELTER」カセット付です。 桑原茂一を中心としたユニット、スネークマンショーによる、ラジオショーを収録したカセットテープが付属しています。本体のくりぬき部分にカセットを収納。函付。帯ナシ。状態良好。 #スネークマンショー #桑原茂一 #YMO