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【考える人】村上春樹ロングインタビュー/2010年夏号
¥1,200
良質な暮らしと思考をめぐる季刊誌「考える人」。今号は村上春樹の88ページ、3日間におよぶ「超」ロングインタビュー。ボリューム感。がっつり読めますよ。
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【DVD+BOOKLET】村上春樹「100%の女の子/パン屋襲撃」
¥3,500
村上春樹の有名な短編「100%の女の子」と「パン屋襲撃」の2作を山川直人が映像化したもの。俳優で「ガキ帝国」の主演、趙方豪が出ててイイ感じです。早逝が悔やまれます。
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【書籍】島洋之助「貞操の洗濯場」
¥12,000
医師、ルポライター、おでん屋と、多彩な顔を持ち、自らを「特異文芸家」と言い放つ謎多き作家、島洋之助。昭和5年に勢いのありすぎる雑誌広告で話題になった『童貞の機関車』と同著者です。発売された当時の雑誌広告も載せておきます。むちゃくちゃな力任せのエネルギー溢れる文体でド肝を抜くと思えば、島根県観光連盟 事務局長などの肩書きもあったりして、わけのわからない人です。市場にはあまり出回っておらず、現在は国会図書館で読めるようです。カバーなし、経年の劣化や背表紙剥がれあるものの、通読には問題ありません。
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【書籍】岸政彦氏・柴崎友香『大阪』初版・帯付
¥1,000
SOLD OUT
社会学者の岸政彦氏と小説家の柴崎友香氏が、それぞれ「大阪へ来た人」と「大阪を出た人」という異なる視点から、大阪という街とそこで暮らす人々の生活、そして自身の人生を綴った共著エッセイ。 小川雅章さんの装画が素晴らしい。ぜひ単行本で手に取ってみてください。
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【書籍】回想の澁澤龍彦・帯付(1996)初版
¥700
小説家、翻訳家、フランス文学者、評論家として知られる澁澤龍彦の生涯を、関係者たちの証言や回想を通して浮き彫りにした一冊。家族(母、妹など)、友人、作家仲間、編集者といった、彼と親交のあった多くの人々による証言を収録。 ●生い立ちと出自 ・知的な好奇心と美意識 ・「サド裁判」と時代: ・著作や活動の裏側: ●澁澤龍彦の時代と精神を映し出す ・昭和の空気 ・時代の異端児 ・「趣味」としての美学: 出版年:1996 サイズ:135mm 197mm 帯付・初版
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【書籍】町田康「告白」
¥1,500
このあたり(大阪南部)の河内音頭を題材にした作品。河内音頭の大ネタ「河内十人斬り」という猟奇犯罪を査読し、その徹底的な心理描写をもって、谷崎潤一郎賞を受賞している。「人はなぜ人を殺すのか」という根源的な問いかけのもと、綿密すぎる登場人物の心の揺れ動きが読者にも動揺と狼狽すら与える傑作。人はいかにして「ドツボにはまって」いくのか、そして最後の台詞。ものすごい読後感に包まれる大名作です。おすすめ。くすぐりもぎょうさん入ってますよってに。 発行年:2005年初版・帯付 サイズ:140mm × 198mm × 38mm