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【雑誌】少年ジャンプ(1980)
¥800
SOLD OUT
令和の世ではおよそアスリートとは思えない、雄々しいドカベン(香川伸行選手)が表紙の少年ジャンプ。鳥山明「Dr.スランプ アラレちゃん」、江口寿史「GO AHEAD」、車田正美「リングにかけろ」。ゆでたまご「キン肉マン」、平松伸二「リッキー台風」などのちのジャンプの黄金期を予見させる豪華ラインナップ。江口寿史作品の初々しさスゴ。膝の関節をどうこうして云々、などと荒療治すぎる「背をのばす法」など少年誌あるあるの広告も必見です。
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【単行本】つげ義春/無能の人(1988)
¥1,500
つげ義春の名作「無能の人」単行本です。つげ作品の時は重々申し上げておりますが、文庫サイズではなく、単行本の大きさで読んでほしいのです。そこはよろしゅうたのんます。竹中直人監督主演の映画「無能の人」は、この単行本からエピソードを再編集されたものです。映画もいいですね。でも底本はもっといいですよ。巻末のインタビュー「乞食論」も必読です。
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【雑誌】ペリカンクラブ No.28(1984)
¥1,500
ヒューマン・リブ・マガジンとして発行されていた、雑誌「PELICAN CLUB」1984年9月号です。特筆すべきは、突き出し広告に丸尾末広「少女椿」の描き下ろし広告が掲載されいること。これは熱い!(店主だけかもしれませんが)。蛭子能収が気鋭漫画家として注目されていたサブカル界、インタビューは「鈴木さえ子」。元・シネマ(松尾清憲の)であり、坂本龍一のB2-UNITSや立花ハジメのHにも参加。「い・け・な・いルージュマジック」のバックバンドで彼女の姿を見ることができる女性ドラマー。芸術家探訪では沼田元気がピックアップされています。中島らもの連載や、表3にはEP-4の広告があったり、ザ・1984なカルチャーが詰まった一冊です。
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【漫画】丸尾末広/新ナショナルキッド『国立少年』(1989/青林堂)
¥2,000
海外でも非常に評価の高い、ジャパニーズ・エロ・グロ・シュールコミックの最高峰、丸尾末広の短編集、「ナショナルキッド/国立少年」です。シニカルなセンスと画力の高さから、いわゆるエログロ漫画とは一線を画す、丸尾ワールド。不謹慎、非教育、不敬を戯れに終わらせない構成力。店主は丸尾ファンなので、ASANOYA BOOKSには丸尾作品多く並んでいます。ぜひ一度お越しください。
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【漫画】松本大洋/GOGOモンスター(2000)
¥2,000
松本大洋、丸2年をかけた描き下ろし。子供の景色と大人の景色。そして子供が成長にしたがって衰えてしまう「子供力」とでもいうべき、異界との交流能力。大人になると忘れてしまう、子供世界を思い起こさせてくれる素晴らしい作品です。2001年には、日本漫画家協会賞と文化庁メディア芸術祭マンガ部門の審査委員会推薦作品に選ばれた、松本大洋渾身の「子供世界」大作。ダンボール少年IQ、超可愛い。
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【大型本】つげ義春作品集(1969)
¥3,500
SOLD OUT
恥も外聞もなく言ってしまえば、店主が好きな漫画家はつげ義春である。「無能の人」、「ねじ式」、「李さん一家」、「紅い花」、「ゲンセンカン主人」などが有名であるが、それ以外にも素敵な作品は山ほどあって、とくにお伝えしたいのは、つげ義春はぜひ大型本で読んでいただきたい。他の漫画にもいえることかもしれないけれど、あの縮小コピーのような文庫サイズの再発では、作者の画力が伝わらない。楽しさが半減する。この『つげ義春作品集』は1969年に青林堂から出版されたオリジナル版で、作品のセレクトもとてもいい。イチオシは『海辺の叙景』、このサイズでぜひお読みいただきたいです。出品にあたり調べていると、この改訂版として、電子書籍で読めるのもあったりするのだが・・・つげ義春を電子版で読む、ってどういうこと?って思いました。さびれた山の奥座敷の温泉を訪ねるのにgoogleマップに頼るような、わびさびの概念をチャットGPTに要約してもらうような。よいこはそんなことしちゃ駄目ですよ。 出版社:青林堂 サイズ:幅190mm × 縦270mm 箱入
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【書籍】メビウス「B砂漠の40日間」Mœbius / 40 days dans le desert
¥12,000
SOLD OUT
世界中に影響を与えるフランスの漫画家(バンドデシネ作家)「メビウス」の最高傑作と名高い一冊。 60歳を過ぎたメビウスが、ラフスケッチや下描きをせずに鬼の一発描き。しかも修正ひとつ入れずに仕上げた、奇跡の絵物語。砂漠で瞑想する男の前に現れる無数の神秘的イメージ。天使や髑髏、宇宙的生命体から不思議動物まで、夢幻の光景を筆のおもむくまま、自由に描ききった、まさに「神業」。人間、一生に一回はこんな偉業が成し遂げられるのかと感動します。 ※表紙はメビウスのイラストが浮き出して見える「3D立体視」特殊加工 ※巻末にメビウス最新インタビュー収録 ※表紙マドの一部が少しだけ破れています。通読には問題ありません。
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【雑誌】ケン月影特集!「妖剣」「艶斬」2冊セット
¥2,500
婀娜な女と巨尻好きの神様(春川ナミオと並ぶ)、ケン月影を全面にフィーチャーした「妖剣」、「艶斬」2冊セットでどうぞ。内容はお察しの通り。ケン月影あるあるとして、野卑な男が畦道や草むらから道行く女のケツを見てド興奮のシーン多め。 表4の広告もなかなか芳しいです。「金も女もギャンブルも思いのままに」という、むなしさ一直線のような広告がたまらんです。米粒が入ってるだけのキーホルダーって何?
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【希少本】杉浦茂『とらわかまる』
¥3,500
杉浦茂による、武蔵坊弁慶の弟子である少年「とらわかまる」を主人公にした、時代劇パロディ。昭和31年に雑誌『小学二年生』に四ヶ月間だけ連載されたものを、2012に杉浦茂記念祭に際して嶌津よたろうによる、一冊にまとめられた、特別復刻私家版。かわいすぎます。 出版年:2012 サイズ:148mm×210mm
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【雑誌】細野晴臣×奥村靫正/銀星倶楽部 「魔都」(1985)
¥2,500
店主が10代の頃に読み漁っていた雑誌「銀星倶楽部」。丸尾末広に出会ったのも銀星倶楽部のこの作品だったかも、高校時代のトラウマです。今号は、なんといっても細野晴臣(S.F.X時代)の顔が、ページごとにコラージュで崩壊していく奥村靫正の作品が白眉です。奥村靫正、花輪和一、川崎ゆきお、奥平イラなどなど。時代の先端がここにはありました。
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【単行本】大山海『奈良へ』(2021)
¥1,000
SOLD OUT
リアリズム漫画の最前線。奈良を舞台にした若者たち(売れない漫画家、パンク青年、高校生、やる気のない野球部員、街頭で奈良の崩壊を訴える謎の男など、様々な境遇の若者たちが)が織りなす群像劇。解説は町田康。「古都・奈良を舞台にした『空』への挑戦と淡い回答の物語」とのことです。おすすめ。
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【雑誌】ユーロマンガ vol.1 創刊号
¥1,000
ヨーロッパ漫画、いわゆるバンドデシネに焦点をあてたコミック雑誌。日本でも人気のニコラ・ド・クレシーの作品が日本語訳で読めます。vol.2も出品しておりますので2冊合わせて同時購入をお勧めいたします。
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【雑誌】ユーロマンガ vol.2
¥1,000
ヨーロッパ漫画、いわゆるバンドデシネに焦点をあてたコミック雑誌。日本でも人気のニコラ・ド・クレシーの作品が日本語訳で読めます。vol.1も出品しておりますので2冊合わせて同時購入をお勧めいたします。
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【単行本】いつきたかし「SCHIZOID(スキゾイド)」(1985)
¥1,200
いつきたかし:1956年生まれ。『沈黙の艦隊』かわぐちかいじのアシスタントを経て独立。以後、短編連載を中心に、青年誌にて作品を発表。「雀鬼」などでおなじみ。ザ・80s青年コミックな画風がサイコーです。あと表紙がカッコ良すぎ。
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【雑誌】ユリイカ/松本大洋(2007)
¥1,200
漫画家・松本大洋の作品世界や人物像に焦点を当てた特集号。 人物像や作品のバックボーンなどが浮き彫りにされる、ファンにはうれしい一冊。
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【単行本】花輪和一/鵺
¥1,000
平安時代を背景にした伝奇短編集。「焼き殺された牛飼い童が脱皮して宇宙人の姿に戻る」「アリ地獄に姿を変えて黄金を探す女」や、「平家の子孫を遺そうと女人の姿になる平家ガニ」、「戦が嫌いで亀に憧れた男の末路」などブッ飛んだ話のオンパレード。画力の凄さと話の突飛さがクセになる花輪ワールド。